楽器情報

アランフェスブランドは日本人の身体にフィットする様、検証を重ね製作されていることが知られています。豊かな響きと絶妙な音のバランスは、価格帯以上のギターが揃っております。表面板は桜井正毅氏が設計監修、その他はタカミネ楽器製作所に完成されたアランフェスの最上位機種となります。現在は製造中止、No.725は廃盤となっております。

ごく僅かな使用感はありますが、年式も浅く、極上美品のコンディションと考えています。ネックには外観からは判断ができませんが、カーボンロッドを埋め込んであり、ネックコンディションの耐久性が優れたギターとなっています。トップ板の音響特性は絶大ですので、別格に価格帯以上の音のため人気を博しておりました。高音は透明で澄んだ音質、低音域はドンと太くて力強い鳴りの一本となっております。

トップはスプルース、年輪は緻密な個体です。目立つ傷はありませんが、弾き傷や打ち傷、使用に伴う小傷は中古のためごく僅かにあります。もちろん、割れや修理歴は認めません。ブリッジの剥がれはありません。塗装はポリウレタンです。ロゼッタは河野ギターを彷彿とする意匠となっております。ラベルには桜井正毅氏が監修した旨の記載がございます。サイドは割れ止めを認め単板、バックも同様の単板です。指板に目立つ凹みはありません。フレットの減りは中古ですので9割残とします。音の詰まりはありません。ネックはごく軽度順反り、クラッシックギターとしては最適な状況です。弦高は標準的な設定となっています。サドルの出代が十分に残っていますので、お好みで弦高を下げることが可能です。ペグはオリジナルのGOTOHとなっています。