YAMAHA GC-30C 1994年頃 インドローズ総単板 美品Sold Out
情報
YAMAHAは1966年、高級品の開発を目的にギター研究課が発足、1967年にはクラシックギター製作にあたりスペインの名工、エドアルド・フェレールを迎え、スペイン伝統の製法の技術指導を受けたとされています。1967年8月にYAMAHA GC-10、7、5、3が発売されました。1970年には台湾の高雄山葉が設立、その後世界規模の生産拠点として発展を遂げますが、2007年3月には営業を終了、インドネシアのYMMI製へ移管されていきます。中国製やインドネシア製と比較し、良質な技術を蓄積してきた高雄山葉時代のギターとなります。1974年にカスタムモデルとして発売されたGC-30は、A・B・Cとそれぞれの方向性を持つモデルでした。現在の高級ラインアップの礎となったはGC-30Cであり、YAMAHAにとって由緒正しき血脈のギターとなります。
特徴は低音の豊かさと甘いやや粘りのある音色です。適度な倍音、トップの杉は音量を伴い、大変弾き易いギターです。30年近く経過するギターであり、使用に伴う僅かな傷や塗装スレがありますが、いずれも年式を考えると綺麗な状況です。このため美品で出品します。また材の割れはございません。また中古品やヴィンテージギターへのご理解がある方に使って頂きたく思います。
トップは米杉単板、年輪は緻密な個体です。ブリッジの剥がれはありません。塗装は薄目のウレタン、導管が見える程の仕上げです。多少の傷程度で大きな傷はございません。サイドは割れ止めを認め単板、バックもインドローズ単板です。ヘッドの突板はローズウッド(恐らくインドローズと思われます)です。指板の目立つ凹みはありません。フレットの減りは中古ですので9割残とします。音の詰まりはありません。ネックは捻れはなくごく軽く順反、クラシックギターとしては最適な状況です。弦高はやや低めから標準的な設定となっています。サドルの出代は未だ残っています。ペグはYAMAHAオリジナル、YTM-71、軸間35mm、ややスムーズさに欠けますが、十分に調律は可能であり、オリジナルを尊重しこのままで出品します。
楽器名 | YAMAHA GC-30C |
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制作年 | 1994年頃 |
生産国 | 台湾、高雄 |
弦長 | 650mm |
指幅 | 52~62mm |
胴厚 | 96~102mm |
塗装 | ウレタン |
表面 | 米杉単板 |
裏板 | インドローズウッド単板 |
横板 | インドローズウッド単板 |
ネック | マホガニー |
指板 | エボニー |
駒 | ローズウッド |
糸巻 | YAMAHAオリジナル、YTM-71、軸間35mm |
付属品 | 輸送用ハードケース(使用感あり)、空の弦の袋 |
程度 | 目立った傷や汚れなし |
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