YAMAHA GC-31 1984年製 加藤俊郎 パリサンドル総単板 美品Sold Out
楽器情報
YAMAHAは1966年、高級品の開発を目的にギター研究課が発足、1967年にはクラシックギター製作にあたりスペインの名工、エドアルド・フェレールを迎え、スペイン伝統の製法の技術指導を受けたとされています。1967年8月にYAMAHAGC-10、7、5、3が発売、現在にも受け継がれるGrand Concertシリーズです。GC-31は、ロングセラーのモデルとなっていました。出品のGC-31は前期型のモデルであり、中古市場で比較的多く流通している後期モデルとは仕様が異なります。具体的には後期型はネックからヘッドはスカーフジョイントで接合されていますが、前期型は一本のマホガニーから贅沢に削られています(ネックヒール部分は除く)。またトップの塗装は後期型に比べより薄く仕上げられています。後期型はカタログ上インドローズウッドとなっていますが、前期型はパリサンドルと記載されています。当時のYAMAHAはマダガスカルローズウッドのことをパリサンドルと称していたため、断定は避けますがマダガスカルローズウッドであった可能があります。
主特徴は低音の豊かで、高音の主旋律の鳴りも良く、非常にバランスのとれた楽器です。良く弾き込まれた乾いた音が印象的です。約40年前のギターであり、無傷ではありませんが、傷は少なく年式を考えると綺麗な状況です。このため美品として出品します。割れや修理歴はなく、フルオリジナル、ご満足いただける状況と思います。
トップはエゾ松単板、年輪は緻密な個体です。ブリッジの剥がれはありません。トップの塗装は極薄のウレタン、弾き傷、打ち傷、擦り傷はありますが、軽微な範囲であり、概ね綺麗な状況と思います。サイドやバックは単板、内部に割れ止めがあります。パリサンドルの杢目は美しく、白濁や目立つ傷はありません。ヘッドの突板やヘッド周りには、大きな目立つ傷はありません。指板には演奏に伴う目立つ凹みはありません。フレットの減りは中古ですので7割残とします。音の詰まりはありません。ネックは捻れはなく概ね真っ直ぐな状況です。弦高は標準的な設定となっていますが、サドルの出代は未だ残っていますので、もう1mm程度弦高を下げることは可能です。ペグはYAMAHA YTM-71、使用感はありますが、調律には問題はなく、オリジナルを尊重しこのままで出品致します。
楽器名 | YAMAHA GC-31 |
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制作年 | 1984年 |
生産国 | 日本、浜松 |
弦長 | 650mm |
指幅 | 52~62mm |
胴厚 | 94~102mm |
塗装 | ポリウレタン |
表面 | エゾマツ単板 |
裏板 | パリサンドル単板 |
横板 | パリサンドル単板 |
ネック | マホガニー |
指板 | エボニー |
駒 | ローズウッド系 |
糸巻 | YAMAHAオリジナル、YTM-71、軸間35mm |
付属品 | YAMAHA製ハードケースC-6A(鍵なし、使用感あり)、空の弦袋 |
程度 | 目立った傷や汚れなし |
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